歴史余話

歴史の深層、歴史あれこれ 九州学院の卒業生でも意外に知らない学校の歴史エピソードやこぼれ話などをご紹介します。

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第ニ話 九州学院設立の許可書 明治43年1月19日

設立許可書

設立許可書

 1910(明治43)年1月19日に、C.L.ブラウンに川路利恭熊本縣知事から設立の許可書が交付された。これにより九州学院が発足することになるが、校舎の建築が遅れ開校を一年延ばして1911(明治44)年にスタートをした。それでも本館の校舎の建築は間にあわず最初の一年間は寄宿舎の部屋を使い授業が始められた。本館の完成は翌年となり開校二年目の1912年から校舎を使った授業が始められた。

 この設立許可書が交付された日は遠山院長にとっても忘れられない日であったことだろう。ご次男賢治氏がこの日に誕生している。設立許可と次男の誕生と二重の喜びに浸られたことだと思われる。

 それ以来、九州学院は歴史を重ね2011(平成23)年には創立100周年迎えることが出来た。その間卒業生は35,000名を超え各地各界で活躍をしている。

 学院では、以前は遠山先生から直接教えを受けた卒業生を招き、遠山先生を偲ぶ講演会を行っていた。現在もこの設立認可の1月19日を創立記念日として、その前後の日に創立の理念に想いを馳せ、各界で活躍されている卒業生による講演会などを行っている。

みなさんがご存知の九州学院の歴史をお教えください。

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[ご連絡先] 九州学院事務室 TEL:096-364-6134