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おしらせ

歴史資料・情報センターを当分の間、閉館します。

 熊本県益城町や阿蘇を中心に、4月14日午後9時26分に震度7(M6.5)、16日未明の午前1時25分に震度7(M7.3)の未曾有の直下型地震が発生しました。今回の地震で被災された多くの方々に、心よりお見舞い申し上げます。
 九州学院の本館(1号館)は耐震工事が今年3月に終わったばかりで、被害はほとんどありませんでした。向かい側の2号館とそれに続く3号館の一部および4号館(中学校校舎)は今回の地震で被害を受け、現在は使用ができない状態です。そのため地震直後から学校は休校になり、授業は行われておりません。
 学院では5月9日(月)からの授業再開に向けての懸命な努力がなされています。今回の被災で使用できなくなった教室があり、プレハブ教室での授業再開も考えられております。歴史資料・情報センターは、九州学院の創立以来の貴重な資料を展示・公開してきましたが、今回の緊急な処置により、不足の教室を補うため、九州学院全体の復興が終わるまで教室として使われることになりました。
 これまで当センターは、九州学院の関係者や一般の方々に、キリスト教の精神に基づく九州学院の教育の歴史や資料を公開してきましたが、上に述べた理由により、しばらくの間、資料等の展示・公開ができなくなりました。
 色々とご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。(歴史資料・情報センター長)
地震により臨時休校中の九州学院

地震により臨時休校中の九州学院。左側の1号館は今年3月に耐震工事が終了していて被害なし。右側の2号館および連絡通路奥の3号館とその先の中学校校舎の一部は、被災して立ち入り禁止の状態(2016年4月28日撮影)。