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おしらせ

旧九州学院本館模型の展示が終了

 6月15日まで熊本県伝統工芸館で展示されていた旧九州学院本館模型が、展示が終了して九学に戻ってきました。山鹿灯籠の技術で作られた大型の神社仏閣等の模型の中で、西洋建築様式の旧九州学院本館模型は異彩を放っていて、来館者の興味を大変引き付けたようです。同館館長の話では、紙と糊だけを用いた山鹿灯籠の技術は世界的に貴重であり、世界の重要な建築遺産の保存に今後大いに活用されるようになるのではないかとのことでした。旧九州学院本館の模型は、その様な今後の山鹿灯籠技術の活用を示唆する貴重な資料であり、当センターとしても大切に保存して行く必要があります。