高校のおしらせ

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近江兄弟社高校修学旅行団が来校 交流会を実施

[2021-11-16]

 11月16日(火)午後、滋賀県近江八幡市にあります近江兄弟社高等学校修学旅行団(グローバルクラス2年生130人・教職員9人)の皆さんが本校を来校され、九州学院ブラウン・メモリアル・チャペルでの礼拝と総合体育館での交流会に参加されました。今回、修学旅行で熊本県・大分県を訪れるにあたって本校との交流のひとときをもちたいとの意向をうけ、両校教職員で調整を重ねて訪問実現となりました。

 近江兄弟社高等学校は九州学院と同じく同志社大学との特別連携ネットワークにある学校で、両校および新島学園の生徒代表が今月4日(木)・12日(金)に行われた同志社大学高大接続プログラムに基づく特別講義に参加しています。また、近江兄弟社高等学校は法人格では学校法人ヴォーリズ学園であります。九州学院開校(1911年)当初のキャンパス設計図を描いたウィリアム・メレル・ヴォーリズが妻・一柳満喜子とともに1922年に創立したのがヴォーリズ学園です。なお、1925年に竣工した九州学院ブラウン・メモリアル・チャペル(文化庁登録有形文化財熊本県第一号指定=1996年10月)は、ヴォーリズが合名会社として創業した建築設計事務所(後のヴォーリズ建築設計)の建築設計によるものです(詳細は九州学院100周年記念 歴史資料・情報センターHP内『歴史余話[第三十話]メレル・ヴォーリズと九州学院』https://kyugaku.ed.jp/aic/yowa/vol30.htmlをご覧願います)。

 本校に到着した後、修学旅行団の皆さんは九州学院ブラウン・メモリアル・チャペルに移動。両校に深く関わる記念の礼拝堂で、小副川幸孝チャプレン・副院長の司式・宣教による礼拝のときをもちました。また、歓迎の合唱を合唱部が行いました。礼拝後、場所を総合体育館に移して両校生徒・教職員による交流会へ。近江兄弟社高等学校の皆さんが入場されると、本校の出席者が大きな拍手で歓迎の意を表しました。阿部英樹院長・校長の挨拶、来海高校生徒会長による歓迎の言葉に続いて、近江兄弟社高等学校の先生紹介、両校校歌斉唱交換、空手道部演武、チアダンス部演舞が行われ、修学旅行団代表生徒による挨拶、両校記念品交換で交流会はお開きとなりました。両校の生徒たちも初めはやや緊張感のある面持ちでしたが、そこは高校生どうしすぐに打ち解け、楽しい時間を共有することができました。

 短時間ではありましたが、このように交流の場をもてましたことはまことに感謝であります。18日(木)まで行われる修学旅行の旅路のうえに神さまの守りと恵みとがますます豊かにありますようにお祈り申し上げます。

 

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〔学校法人ヴォーリズ学園・近江兄弟社高等学校のご紹介(同校ウェブサイトより引用・抜粋)〕

 近江兄弟社高等学校は学校法人ヴォーリズ学園が運営。ウィリアム・メレル・ヴォーリズとその妻・一柳満喜子により、1922年に創立されました。ヴォーリズ夫妻は、建学の精神「イエス・キリストを模範とする人間教育」を掲げ、キリスト教主義の教育を始めました。また、聖書の言葉から学園訓「地の塩・世の光」を定めました。その願いは、生徒一人ひとりの存在が家族、友人、社会にとってかけがえのないものであること、そして学園での学びを通じて「地の塩・世の光」として自分のためだけでなく社会や人のために何が出来るかを考え、奉仕の心と正義感をもって行動できる人間に成長してほしい、というものでした。この「ヴォーリズ・スピリット」を今に引き継ぐのがヴォーリズ学園です。

 近江兄弟社高等学校ではリベラルアーツ教育を「幅広い知識と教養、文化的素養を身につけた人物を育成するための教育」ととらえ、豊かな教育プログラムを用意し、地域社会、国際社会に貢献できる人物を育てます。高校生活のスタイルと進路目標で選ぶクラス制度を採用し、バラエティ豊かな4つのクラス(国際コミュニケーション・アーツサイエンス・グローバル・ヒューマンネイチャー)で特色ある学びをすることができます。