九州学院について

院長あいさつ

 九州学院は、数多くの先達たちが、設立者のチャールズ・L・ブラウン博士と初代院長遠山参良先生が立てた教育理念と理想を110年にわたって継承し、発展させてきました。 私は神様の摂理のもとに設立された私立九州学院が、在校生とその家族、また卒業生のみならず、郷土熊本の皆様に愛される学院として存在意義を高め、さらに発展できるように、創設期の九州学院の原点に返り、日々祈りながら重責を担っていきたいと思っています。
 少子化が進み、学校教育を取り巻く環境もますます厳しさを増しています。その中で、私たちの九州学院は、建学の精神「敬天愛人」を堅持し、教育目標「自分で自分を監督し、役に立つ善人となれ」を持って、キリスト教に基づいた教育を進めていきます。私たちには、優秀な人材を確保し、教育環境を整えて、社会にあって「地の塩、世の光」となる前途有為な青年を輩出し続けていく使命があるからです。 つきましては、私学九州学院が目ざす教育の理想実現のために、今後とも、学院関係者の皆様の変わらぬご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

<プロフィール>
阿部英樹(あべ ひでき):
1976年に九州学院高校を卒業(S28回)。
同志社大学大学院神学研究科博士課程前期修了。
1982年より九州学院英語科教諭。
1985年~1986年キャピタル大学(米国・オハイオ州) 留学。
2009年に進路部長、2012年教頭。
2014年 第9代九州学院院長。
(九州学院高等学校・中学校校長兼務)

沿 革


1910
(明治43)
九州学院設立認可(1月19日)設立者はアメリカ南部一致ルーテル教会宣教師
チャーチルズ・L・ブラウン博士
1911
(明治44)
遠山参良初代院長就任
開校 第1回入学生122人
1912
(明治45)
本校舎竣工(現在撤去)
1913
(大正2)
文部省より認定
1914
(大正3)
校訓を「敬天愛人」と定める
1915
(大正4)
文部省より指定
1916
(大正5)
設立者ブラウン博士帰国
第1回卒業式挙行
九州学院財団法人設立認可
1921
(大正10)
創立10周年記念特別礼拝挙行
九州学院教会設立
ブラウン博士アフリカ伝道地視察中リベリアにて熱病により召天
1925
(大正14)
ブラウン記念礼拝堂竣工
1930
(昭和5)
九州学院教会自給宣言
1931
(昭和6)
創立20周年記念式典挙行、校歌制定
図書館・物理教室竣工(現在撤去)、体育館・プール竣工
1932
(昭和7)
遠山参良院長召天
稲冨肇第2代院長就任
1936
(昭和11)
九州学院教会を名称変更し大江教会設立
1941
(昭和16)
北米ルーテル教会から自給独立
創立30周年記念式典挙行
1943
(昭和18)
九州学院を九州中学校と改称
1946
(昭和21)
川瀬清第3代院長就任
九州中学校を九州学院中学校と改称
1948
(昭和23)
学制改革により九州学院高等学校設置認可
1951
(昭和26)
英語専攻科設置認可
私立学校法改正に伴い、財団法人を学校法人に組織変更認可
創立40周年記念式典挙行
1953
(昭和6)
英語専攻科廃止
1954
(昭和29)
宗教法人みどり幼稚園を本学院に移管
1961
(昭和36)
創立50周年記念式典挙行
1962
(昭和37)
本館(1号館)竣工
1966
(昭和41)
池永春生第4代院長就任
1968
(昭和43)
総合体育館竣工
1970
(昭和45)
敬愛寮(東棟)竣工
1971
(昭和46)
創立60周年記念式典挙行
1973
(昭和48)
特別教室棟(2号館)竣工
1977
(昭和52)
斉藤堅固第5代院長就任
1979
(昭和54)
海外研修旅行開始
1981
(昭和56)
創立70周年記念式典挙行
1983
(昭和58)
みどり幼稚園新築移転
1984
(昭和59)
徳王グラウンド(野球場・球技場)竣工
1985
(昭和60)
九学会館竣工
1986
(昭和61)
敬愛寮(西棟)竣工
1990
(平成2)
南オーストラリア州インマヌエルカレッジと姉妹校締結
1991
(平成3)
多目的教室棟(3号館)竣工
男女共学制実施
創立80周年記念式典挙行
1994
(平6成)
西正門竣工
土山研三第7代院長就任
1995
(平成7)
グラウンドを改修、全天候型トラック竣工(第5種公認競技場)
1999
(平成11)
屋内プール、徳王屋内野球練習場、徳王ハンドボールコート竣工
2001
(平成13)
1号館・体育館リニューアル工事完工、創立90周年記念式典挙行
2002
(平成14)
内村公春第8代院長就任
2003
(平成15)
新4号館(中学校)竣工
体育館横部室倉庫棟竣工
2004
(平成16)
全天候型トラック改修
敬愛寮東棟を改修
号館エレベーター設置
2007
(平成13)
遠山参良初代院長顕彰碑を万日山より構内に移転
2011
(平成23)
百周年記念式典挙行
新体育館竣工
2014
(平成26)
阿部英樹第9代院長就任
全天候型トラック改修、フィールドを人工芝に改修
2016
(平成28)
1号館耐震工事完了
熊本地震で被災
2017
(平成29)
新2号館(耐震改築・改修)竣工
2018
(平成30)
新4号館(耐震改築)竣工

アクセス

  • 本 学
  • 徳王グラウンド

宗教教育について

 本校は、キリスト教を教育の基礎とし、校訓「敬天愛人」を掲げ、知育、徳育、体育の上に霊育を施し、社会に奉仕貢献できる「役に立つ善人」を育成することに努めています。
 今日、価値観の多様化する混迷の社会にあって、一番大切なことは、「心を育てる教育」を目指すべきであると考えています。
 このキリスト教の精神による教育を達成するために本校では、毎日の「礼拝」をはじめ「聖書の授業」「奉仕活動」はもちろん、キリスト教特別伝道集会など各種の宗教行事を通し、キリスト教教育を充実したものにしています。

 この世の中で、人間が生きるために一番大切なことは何を基準にして、何に価値を見いだして生きるかということではないでしょうか。
 それは、感受性の強い少年期に神の言葉でもある「聖書」に真理を見いだし、聖書を通して人間の本当の姿を知り、人間としての本当の生き方を学ぶことです。
 新約聖書にはイエス・キリストが語られた「たとえ話」が沢山あります。
 特にマタイによる福音書の「迷える一匹の羊」の話は余りにも有名です。 この話の真意は、神様が「迷える一匹の羊」、つまり無きに等しいものに大きな価値を認めてこれを大切にされるところにあります。
 誰にも認められないものが、神様の前では必要とされ、尊いもの、価値あるものとして生かされてゆくことを、この「迷える羊」の「たとえ話」は教えてくれます。
 生まれたときから重い身体障害を負うスウェーデンの歌手レーナ・マリアさんは、講演の中で「いい子になる必要はない。一人一人は、価値ある人間として創造された神の作品である」と言っています。
 聖書との出会い、キリストとの出会いを通して生きる意味を探り、豊かな心を養い、幸せな日々を過してほしいと願っています。