おしらせ

一覧へ戻る

育友会講演会を開催しました

[2023-11-17]

 11月17日(金)13時30分より九州学院ブラウン・メモリアル・チャペルにおいて九州学院育友会講演会が開催され、チャペルには約100人の保護者・教職員が集いました。今回は講師として九州ルーテル学院大学名誉教授・九州学院育友会元会長の潮谷愛一さんをお招きし、『みんな赤ちゃんだった』の演題でご講演をたまわりました。

 潮谷さんは1939(昭和14)年、熊本県に生まれ。九州学院中学校卒業(J8回)、九州学院高等学校卒業(S10回)、日本社会事業大学卒業。アメリカ合衆国オハイオ州にあるウィッテンバーグ大学と情緒障害児施設であるオスタレンホームにて1970年から1年間研修。尚絅短期大学助教授を経て、社会福祉法人慈愛園子供ホーム園長、九州学院育友会会長、長崎国際大学非常勤講師、九州ルーテル学院大学教授(現在は名誉教授)、熊本市社会福祉協議会会長、熊本県ボランティア連絡協議会会長などを務められました。著書に『子育て愛・ボランティア愛』。妻は潮谷義子・前熊本県知事で、本人・実父・子3人・孫1人が九州学院の卒業生でいらっしゃいます。

 ご講演で潮谷さんは、ご自身の経験と研究に基づいた「赤ちゃん期の大切さ」について、資料を用いて具体的に語られました。特にこの時期において安心・安全が赤ちゃんの脳内に刻まれて「愛着」が形成できたかどうかが、その後の思春期に影響をおよぼすことについて熱弁されました。出席した保護者・教職員は潮谷さんのお話に傾聴していました。

 なお、同日午前中(2・3時限)には高校は公開授業(授業参観)、中学校はハーモニーフェスティバル(合唱発表会)が行われ、多くの保護者が参観されていました。

 

育友会講演会①.JPG育友会講演会②.JPG