「中村哲医師の生涯を考える」パネル展開催中
[2021-12-06]
医師として日本キリスト教海外医療協力会からパキスタンに派遣され、パキスタンとアフガニスタンで医療活動を継続された中村哲医師(2019年12月4日に銃撃により召天)。2010年、アフガニスタンで水があれば多くの子どもたちの貧困状態と健康状態が改善・回復できることを痛感された中村医師は、自ら重機を操縦して全長25kmにおよぶ用水路を建設され、10万人以上の人々の生活を救われました。その後もアフガニスタンの人々自身で用水路を建設することを支援され、多くの国民から感謝された中村医師の活動を記録したパネル展が本日6日(月)から10日(金)まで、本校3号館ホールで特別開催されています(入場・見学は本校生徒・教職員のみ)。
このパネル展は九州学院が行うキリスト教教育の一環として、九州学院とペシャワール会・パネル展実行委員会・合志マンガミュージアムの共催で実施されているものです。中高の生徒には2週間かけて提出する課題が課されており、本日の昼休みには早速パネル展を見学する生徒たちの姿がありました。本日の7時限には中村哲医師の軌跡を学ぶ機会を設けており、10日(金)には特別講演会『中村哲医師の生涯を考える講演会』(講師:村上優ペシャワール会会長)が予定されています。調べ学習・総合的探究学習としても実施されるこれら一連の特別企画がミッションスクールとしての九州学院で学ぶ中高生の多面的成長につながることを期待しています。