７月３０日(木)に藤崎台県営野球場で行われた第９１回全国高校野球選手権大会決勝で、九州学院は７対６の一点差で熊本工業に敗れ、９年ぶりの甲子園出場の機会を惜しくも逃しました。
　九学はエース津田の立ち上がりの１回表に２点を失いましたが、２回裏に前田のツーランホームランなどで３点をあげすぐに逆転しました。しかしながら４回、５回に熊工は長打攻勢で５点を追加し再逆転し試合の主導権を握りました。その後、津田をリリーフした投手渡辺が熊工打線を封じ込み、打撃の方も反撃に移りじりじりと点差を縮めて最終回には１点差まで詰め寄りましたが、後一歩のところで力尽きました。
　この日は青空に白い雲湧くまさに高校野球日和の暑い一日となり、三塁側の九学のスタンドには全校生、保護者、卒業生、高校野球ファンなど大勢が詰めかけました。同じく満席となった一塁側の熊工のスタンドとの応援合戦も盛り上がり、まさに決勝戦にふさわしい熱気溢れるものとなりました。九州学院チームは敗れたとはいえ、最後まで勝負をあきらめずにほんとうによく戦いました。この夏に素晴らしい夢を与えてくれたことをみんなで感謝したいと思います。
　また、この大会を通して九州学院を応援して下さいましたご関係の皆様に対して厚く御礼を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。今後とも応援を宜しくお願い申し上げます。