九重部屋の九学OB力士三人がそれぞれ健闘!
[2009-07-26]
〜大怪我のあとの千代白鵬はどうにか7勝〜
大相撲名古屋場所は7月26日〈日〉に千秋楽を迎え、横綱白鵬が14勝1敗で11度目の優勝を飾りましたが、九重部屋の九州学院OB力士三人もそれぞれ健闘をしました。
千代白鵬は夏場所4日目の稀勢の里戦で右ひざの負傷のため途中休場し、西前頭6枚目から今場所は十両東の1枚目にまで番付けを落としての土表でした。それにしても右ひざ内側副靱帯(じんたい)損傷の全治4週間の大怪我のあとでの土俵姿は実に痛々しいものでした。サポーターでがっちり固めた右ひざをかばうあまりに動きも悪く、序盤戦はなかなか勝てずに途中休場かと心配させる内容でした。しかしながら、元来の負けん気で次第に調子を上げあの状態ながら7勝を上げたのは立派なものです。来場所も十両の上位に残ることは確実ですし、9番以上で勝ち越せば九州場所では再入幕の期待もかかります。三段目西93枚目の千代錦は度重なる怪我でかなり番付を下げながらも、このところ次第に調子を上げてきています。今場所も5勝2負と勝ち越し来場所は三段目の真ん中あたりに戻れそうです。
先場所序の口でデビューして勝ち越して、今場所は序二段西72枚目で土俵に上がった相本(あいもと)は今場所は苦戦し2勝5敗という結果に終わりました。まだこれからの力士ですので将来十分に期待がもてます。
名横綱千代の富士・現九重親方の九重部屋で頑張る九学OBの三力士を是非みんなで応援しましょう。