2年生、職業について考える〜ロータリー出前講座〜
[2009-02-10]
2月9日(月)、6時限目のロングホームルームの時間に、
ロータリー出前講座(職業卓話)を開いていただきました。
2年生の各クラスで、異なる業種の諸先輩方をお迎えし、
「職業」に関するお話をお聞きしました。
また、テレビ局の取材も入り、夕方のニュースで流されました。
2年1組では、外科医の村田悦男さんと建築家の中川香史郎さんに、お話をしていただきました。
外科医や建築家としての生きがいなど、多くの子どもたちが熱心に聞き入っていました。
時には、生徒に質問するなど、なごやかに話をしていただきました。
特に印象的だったのは「人は一生かかって職業を探していくものでもある。」という言葉でした。
話の後、生徒たちは「将来の職業について夢と希望を持つことが出来ました。」と感想を述べ、
有意義な時間を過ごすことが出来ました。
2年2組では「ホテル業」と「広告制作」の2種類の職業卓話をしていただきました。
七篠均さんのホテル業に関してのお話では、
「お客様の役に立ち、喜び楽しんでいただくことをまず考えることが大切である」ということ。そして
「英語が仕事をしていく中で非常に重要である」ということを実感することができました。
また後藤以信さんの広告制作についてのお話では、
クイズ形式でテレビ放送のお話をしていただいたり、
実際に制作された熊本のCMも見せていただいたりしました。
質疑応答では、
「やりがいを感じるときはどんな時ですか?」とか
「仕事についたきっかけは何ですか?」、また
「収入は?」といった様々な質問が飛び交い、
生徒たちの質問に親切丁寧に答えてくださいました。
お2人方ともに、「好きだからこそやれる仕事」と言われたのが印象的でした。
来年の受験を前に進路について真剣に考え始めた生徒たち、
職業選択の視野が少し広がった気がしました。
2年3組では建築会社の岩永一宏さんと、警備会社の萩原宣さんに話をしていただきました。
K.K.ウイングや本丸御殿の建設にも携わった岩永さんは、
「建設の仕事は大きなプラモデルを完成させる様なことであり、それが醍醐味でもある。」
と述べられ、生徒は興味深く耳を傾けました。
また、警備の仕事をされている萩原さんは、
有名人(大物演歌歌手)のボディーガードの経験談に始まり、不景気と警備会社の関係など、
生徒の興味があり、なるほどと思わされる話をして下さいました。
「警備という、常に危険と隣り合わせの仕事において、
お客さんから直接お礼を言われることに喜びを感じる。」
という話に、生徒も聞き入っていました。