２００８（平成２０）年度創立記念講演会
｢いのちの重さ｣

2009/01/13

講師：徳永瑞子先生（長崎大学医学部保健学科教授、アフリカ友の会代表）

　本校では毎年１月19日の創立記念日にあわせ､記念講演会を開催しています。「いのちの教育」をテーマにしている今年は、徳永瑞子先生を講師としてお招きし、「いのちの重さ」の演題で記念講演をし七いただくことになりました。

　徳永先生は、1970年代から８年間、旧ザイールで助産師として国際協力活動に参加された後、1993年にＮＧＯ団体「アフリカ友の会」を結成され、以来現在まで長年にわたり、エイズが蔓延する中央アフリカ共和国において、ケアと感染予防、エイズ孤児救済などの活動に取り組んでおられます。　南北経済格差の下で、多くの人々が貧しさゆえに命を落としていく現実が、今世界に広がっています。そうした厳しい状況でも、ひたすらエイズ患者さんの命に寄り添い支援活動をされている徳永先生に対し、2005年に国際赤十字社からナイチンゲール記章が授与されました。

　今回の徳永先生のご講演を通して、わたしたちも改めて「いのちの重さ」について考え、本校の創立の精神である「敬天愛人」について学びを深めたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

日時：　２００９年１月20日（火）

場所：　体育館

日程：　９：００　　生徒登校、ＨＲ、体育館移動

　　　　  ９：５０　　朝礼（体育館）

　　　　１０：００〜１１：３０　　ＤＶＤ上映および講演

　　　　１１：４５〜１２：２０　　講演の感想文

【徳永瑞子先生出版物】
　　『シンギラ　ミンギ　アフリカでエイズ患者と共に生きて』（サンパウロ）
　　『プサ　マカシ　若き助産婦のアフリカ熱中記』（読売新聞社）
　　『エチオピア日記　飢餓救済キヤンプでの１５０日』（海声社）
　　『アフリカ　ザイールから　ある助産婦の記録』（私家本）
　　『ザンベ　アフリカ希望診療所一小さないのちの物語』（サンパウロ）
　DVD＜シリーズ生きるVOL2＞
　　『エイズ患者に寄りそって〜国際医療の現場から〜看護師　徳永瑞子』（紀伊国屋書店）

 

徳永先生は2004年に毎日放送の「情熱大陸」にも登場されました。「情熱大陸」

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社会貢献支援財団より表彰を受けられました。プロフィール