11月18日(月)放課後、1号館教室において『教えて先輩！経営ワークショップ』が開催されました。これは｢九学キャリア･ディベロップメント･プログラム(ジョブ･イントロダクション)｣の一環として行われたもので、経済界で活躍されている九州学院卒業の先輩方(九州学院経済交流会の皆様)からさまざまな疑問をパネルディスカッション、グループワークを通して、直接聞くことができるワークショップを進路指導部が企画したものです(希望参加制)。

　九州学院経済交流会は、九州学院髙等学校･九州学院中学校を卒業した経済人の相互交流と情報交換の場とするとともに母校の教育活動への協力を目的とした組織です。現在、会員数約170余名で、幅広い年齢層と職業の会員が在籍され、定期的に会員間の親睦を図る活動を行っておられます。今回は、その経済交流会から6人の先輩方を母校にお招きして、パネルディスカッションとグループワークに参加していただきました。

【参加者(当日の自己紹介順)】

　宇佐美和男様（S38回）　㈱宇佐美工業代表取締役

　緒方　晃成様（S38回）　ソニーライフ･コミュニケーションズ㈱ゼネラルマネージャー

　津出　智宏様（S38回）　一般社団法人キャリア･カレッジ常務理事施設長

　杉本　素一様（S39回）　㈱杉本建設代表取締役

　奥羽　徹也様（S44回）　㈱奥羽興産代表取締役

　浪床　洋一様（S44回）　㈱阿蘇ファーム代表取締役

　

　パネルディスカッションでは｢高校時代の経験から学んだこと｣および｢いま社会で求められる人材とは？｣という2つのテーマに基づいて、先輩方から現役の後輩たちに含蓄のある意義深いメッセージが送られ、参加した高校生徒たちは真剣なまなざしで傾聴していました。その後、6人の先輩方が6つの班にそれぞれ担当として入っていただき、グループワークの時間がもたれました。参加者からも積極的に質問が出され、予定時間を上回るほどの熱く優しい語らいのときを持つことができました。

　それぞれ経済界の第一線で多岐にわたって活躍されている先輩方ですのでたいへんご多用のなかにもかかわらず、このように九州学院の後輩たちに貴重な時間と労力を割いていただきましたことに厚く御礼申し上げます。今回の企画は参加した生徒たちの今そしてこれからの人生への大いなる刺激となったことでしょう。