嶌村さん(2年) 第26代高校生平和大使熊本県代表に決定!
[2023-05-25]
5月23日(火)、高校生平和大使熊本県実行委員会(原水爆禁止日本国民会議熊本県協議会など)は、第26代高校生平和大使熊本県代表に本校2年生の嶌村理彩さんが選出されたことを発表しました。直近7年間における本校からの県代表選出は、第20代を務めた荒木美柚さん(S71回卒)、第24代を務めた福原杏さん(S75回卒)に続く3人目となります。被爆三世でもある嶌村さんは1年生のときから「核兵器廃絶と平和な世界の実現をめざす『高校生1万人署名活動』」実行委員メンバーとして、街頭署名活動やプレゼンテーションなどを行ってきた実績があります(本校でも昨年度の九学祭において発表を行いました)。選考会では小論文やスピーチなどが志願者に課され、嶌村さんは平和に対する思いの深さや活動参加への熱意や意欲の高さが評価され、今回の代表選出決定となりました。
高校生平和大使は国際連合では「ヒロシマ・ナガサキ・ピース・メッセンジャー」として広く認知されていて、2000年の第3代からは国連軍縮会議が開催される国連欧州本部(スイス・ジュネーブ市)を訪問し、高い評価を得ています。2018年からノーベル平和賞にノミネートされたことで国内外での認知がさらに高まっています。高校生平和大使の目的は、①核兵器廃絶と世界の平和を願う長崎・広島・日本の市民の声を世界に届ける、②高校生1万人署名を届ける、③核兵器廃絶に向けての国際協力・国際連帯の基盤を作る、です。[出典:高校生平和大使・高校生一万人署名活動HPほか]
新型コロナウイルスの影響で過去3年間実施できなかった高校生平和大使の国連欧州本部派遣は、今夏に4年ぶりに実施される見込みです。嶌村さんは高校生平和大使として(第27代に引き継ぐまでの)約1年間、大切なはたらきを担っていくことになります。その活躍の様子や熱い思いについては各種メディアでも今後採り上げられていくことになりますし、学校ニュースでもお知らせしていく予定です。嶌村さんの第26代高校生平和大使としての歩みが守られ、有意義なものとなりますようにお祈りいたします。