8月2日(火)、第104回全国高等学校野球選手権大会(6日開幕予定・阪神甲子園球場)に熊本県代表として出場します本校野球部につきまして、日本高等学校野球連盟より新型コロナウイルスの集団感染が判断された旨の発表がございました。また、併せまして、①8月3日(水)に行われる組合せ抽選会および8月6日(土)に行われる開会式を欠席すること(抽選は宝馨日本高等学校野球連盟会長による代理抽選となります)、②本校を含む集団感染と判断された4校については選手たちの回復を考慮して当初の予定で最も遅い初戦登場となる大会第7日(12日(金)予定)の第1～3試合のいずれかにあたるようにする、③当初の第7日と第8日の試合を3試合ずつ入れかえ、4校の試合は第8日(13日(土)予定)に行われる(3回戦の日程も一部入れかえる)ことも発表されました。今回の発表は今大会のガイドラインに基づいてとられた措置でありますが、大会出場の可能性を残していただきました大会主催者はじめご関係の皆さまに厚く御礼申し上げます。

　昨日(2日)、斎藤輝久熊本県高等学校野球連盟理事長ならびに齊藤基本校野球部長による記者会見のとおり、①7月29日(金)に発送した35人(選手・練習補助員・指導者など)の検体のうち、31日(日)時点で複数人(人数や登録区分につきましては人権上の配慮から非公表となっております)から陽性反応が出たこと、②2日(火)に行われる予定であった出発式ならびに移動を取りやめたこと、③陽性判定を受けた関係者については自宅療養中であること、などの対応をさせていただいております。

　皆さまにおかれましては、陽性判定を受けた人物の特定につながることや推測・憶測に基づく言動につきましては決してなされませんようお願い申し上げます。本校のみならず感染は誰にでも起こりうることであります。九州学院全関係者は感染された方の心身両面での苦しみをおぼえ、一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。

　現在、チームは感染対策をとりまして初戦に向けて気持ちを切り替えて準備を進めているところです。組合せ抽選会ならびに開会式に参加できないことは選手たちが一番辛く感じていることをお汲み取りいただきまして、皆さまのあたたかいご声援をなおいっそうよろしくお願いいたします。