阪神甲子園球場にて開催されています「第104回全国高等学校野球選手権大会」第11日(16日･火)第2試合に九州学院高校野球部が出場します。3回戦で対するのは、2回戦で夏連覇をめざす強豪智辯和歌山高校を撃破した國學院栃木高校です。140km/h超の速球を誇る2年生エースや強力な長打力を有する打線など、その実力の高さは既に実証されていますが、このチームの最大の特徴は入念な分析に基づいた「データ野球」と言われ、智辯和歌山高校戦でも大胆な守備シフトがはまっていました。

　一方の九州学院高校も2回戦では先発メンバー全員がマルチヒットを記録するなど、大振りすることなくコンパクトな打撃で軟投型3投手を見事攻略しました。先発した2年生エース直江投手は甲子園初登板の緊張でやや制球に苦しみましたが、中盤からは持ち直して復調しています。また、1回3分の2を投げた桑原投手も低めへの制球で内野ゴロ併殺を2つ奪うなど好調。最後のアウト1つをとった西嶋投手も地方大会から通じて初登板でしたが、落ち着いた投球をみせました。

　投打ともに好調な両校の対戦はいよいよ明日16日(火)10時30分開始予定です。どのような試合展開や結果になるのかは当然予想できませんが、甲子園という最高の舞台でプレーできる喜びを感じながら選手たちはベストを尽くしてがんばってくれることでしょう。九州学院高校と國學院栃木高校両ナインの健闘をお祈りいたします。また、当日、球場内外で行動をともにする機会が多くあると思われます國學院栃木高校応援団(生徒･保護者･学校関係者)の皆さまに大きなエールを送らせていただきますとともに、お互いによき交わりと多くの恵みの時となりますよう心より願っております。

　皆さまのあたたかいご声援をよろしくお願いいたします。