高校野球選手権 準々決勝は豪雨で継続試合に
[2022-07-20]
7月20日(水)、本校硬式野球部はリブワーク藤崎台球場において行われた「第104回全国高等学校野球選手権熊本大会」準々決勝で専大玉名高校と対戦。9回裏の専大玉名高校の攻撃、無死1・2塁の場面で、試合続行が不可能になるほどの豪雨とそれに伴うグラウンドコンディション不良により、明日(21日)第4試合での継続試合となりました。
この日は雨が時々降るなかで試合が行われました。試合は2回表、2死2塁から7番・渡辺選手のセンター前タイムリーヒットで1点先制。3回表には2死満塁から5番・松下選手がセンターオーバーのタイムリースリーベースヒットで3点を追加します。さらに4回表には、1死3塁から1番・大城戸選手がセンター前タイムリーヒットで1点を追加し、リードを5点に広げます。
5回以降は専大玉名高校の先発・松見投手を攻略できず、追加点を奪えないまま試合は終盤へ進みます。7回裏、連続ヒットで無死1・2塁とされた九州学院の先発・直江投手。雨交じりのなか制球に苦しむ様子が見られるようになり、1死満塁からセカンド後方に落ちるタイムリーヒットと押し出し四球、さらに内野ゴロ併殺崩れの間の1点で、この回一気に3点を奪われ、2点差に詰め寄られます。その後、2死2・3塁のピンチは三振で切り抜け、リードを保ったまま試合は9回の攻防を迎えます。
9回表の九州学院の攻撃はチャンスは作るも無得点で終了。ここで雨の勢いが急に強まってきて、ラインやベースが見えにくくなるほどグラウンドには水が浮き始めます。そのなかでもなんとか制球しようとした直江投手でしたが、ぬかるんだマウンドでのコントロールが思うようにできず、2連続四死球で無死1・2塁としてしまいます。ここでようやく審判団が選手たちをベンチに引き上げさせて試合は一時中断。その後も雨の勢いは増すばかりとなり、12時35分頃に主審が継続試合を宣言しました。
20日14時現在、明日(21日)準々決勝を全試合行うという日程が熊本県高野連から発表されています。20日(水)の第2試合に組まれていた翔陽高校対東海大星翔高校の試合が21日(木)第1試合(8時30分開始予定)に、21日(木)の第1試合に組まれていた有明高校対熊本工業高校の試合が同日第2試合(11時開始予定)に、21日(木)第2試合に組まれていた秀岳館高校対開新高校の試合が同日第3試合(13時30分開始予定)に、そして九州学院高校と専大玉名高校の継続試合が第4試合(16時開始予定)に行われる予定です。気象予報では21日(木)も雨が時々降る模様となっており、これらの日程も影響を受ける可能性があります。最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
継続試合は5対3で九州学院が2点のリードながら、9回裏無死1・2塁で専大玉名高校の攻撃という厳しい状況での試合再開となります。準決勝進出最後の1枠をかけた激しい戦いとなります。引き続き皆さまのあたたかいご声援をお願いいたします。
九州学院 013 100 000=5
専大玉名 000 000 30 =3 ※9回裏攻撃中(継続試合)