高校野球選手権準々決勝継続試合 3者連続奪三振で制す!
[2022-07-22]
7月22日(金)、本校硬式野球部はリブワーク藤崎台球場において行われた「第104回全国高等学校野球選手権熊本大会」準々決勝、専大玉名高校との継続試合に勝利して準決勝進出を決めました。この結果、本校は7月24日(日)にリブワーク藤崎台球場で行われる準決勝第1試合(9時30分開始予定)で東海大星翔高校と対戦することが決まりました。
20日(水)の準々決勝では9回裏開始時から降雨が強まり、専大玉名高校の攻撃が無死1・2塁となったところで中断。そのまま翌21日(木)の第4試合で継続試合を行う予定でしたが、第3試合(秀岳館高校-開新高校)の直前にまたも雨で順延となり、本日の第1試合に組み直されたものです。前日までとは打って変わった好天のもと、球場スタッフの皆さまに入念に整備していただいたすばらしい環境での継続試合となりました。
通常の試合と同様に両チームが試合前に7分間の守備練習(シートノック)を行いましたが、九州学院は無死1・2塁からの送りバントに備えた練習に時間を費やすかたちに変更。通常ではこの練習に加わることがない直江投手も参加するなかで、さまざまなバント方向に対応する練習(特に3塁フォースアウト)を繰り返し、攻めの守備練習で専大玉名高校ベンチへプレッシャーをかけました。
試合は10時1分(公式記録に合わせて修正)に再開。無死1・2塁の場面で専大玉名高校は代打を送ります。直江投手と九州学院内野陣は初球の投球に入る前、さまざまな陣形での走者牽制を試み、ここでも攻撃的守備を展開します。直江投手は2球連続ボールでツーボールノーストライクとしますが、中1日空いて心身ともにリセットできたことで落ち着いて直球を連続で投げ込み、ツーストライクまでボールカウントを戻します。最速139km/hと若干球速を下げても甦ったボールのキレと内外角への出し入れが絶妙だった直江投手。無死1・2塁から圧巻の3者連続三振を奪い、ゲームセットとしました。勝敗が決した瞬間、守っていた野手・捕手だけでなくベンチから飛び出してきた控え選手たちも勝利を喜ぶ雄叫びをあげました。8分間の継続試合でしたが、試合前を含めて内容の濃い時間でありました。
7月24日(日)の試合には本校の吹奏楽部もスタンドでの生演奏を3年ぶりに披露して選手たちを側面から支援する予定です(23日に県吹奏楽コンクールがあるため準々決勝まではスタンドでの演奏を控えておりました)。まずは目前に控える準決勝戦に選手・チームスタッフはじめ関係者全員の思いと力を重ねて臨みます。引き続き皆さまのあたたかいご声援をお願いいたします。
九州学院 013 100 000=5
専大玉名 000 000 300=3