「SDG'sチャレンジdayプロジェクト」公開セミナーを実施
[2021-11-02]
10月31日(日)、高校1・2年生の希望者で活動中の「SDG'sチャレンジdayプロジェクト」の一環として公開セミナーを実施いたしました。講師として一般社団法人BRIDGE KUMAMOTO代表理事の佐藤かつあきさんと一般社団法人アウトリーチプロジェクト代表の宮下武さんをお招きしました。佐藤さんは、熊本地震の際に使われたブルーシートを再利用してバッグを製作し、グッドデザイン賞を受賞されるなど、「クリエイティブな力で未来を創造する」をコンセプトに活動をされています。宮下さんは、就職支援や居場所づくりといったサポートを通して、障がい者や子どもたちにアウトリーチ(手を差し伸べる)活動をされています。
佐藤さんからは、「SDG'sは儲かる、SDG'sは楽しい」という目から鱗の切り口から、「世間よし、相手よし、自分よし」の三方よしを発信型で行なっていくことの大切さと、自分の思いを優先して当事者を置いて行ってはいないかを常に考える、他者を巻き込んでいくには「自分でもできる」という余白を残した企画を考えるというアドバイスをいただきました。
宮下さんからは、SDG'sへの取り組みについての個人と企業で出来ることの違い、夢を目的・目標に変えていくための考え方、常に疑問を持ち根拠を探る事が人間を突き動かす原動力となる、「人が困っている事」に対し解決する仕組みを作り共生社会を目指す、といった多岐にわたる内容を熱く生徒たちに伝えていただきました。
午後からは、この日に行われている衆議院議員選挙を題材として「若者の投票率を上げるためのイベント」という例題でグループワークを行い、生徒にプレゼンテーションをしてもらいました。来週からは、いよいよ本格的にSDG'sチャレンジdayの企画作りに入っていきます。今後の生徒たちの取り組みにもご注目ください。