高校のおしらせ

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同志社大学高大接続特別プログラム 本年度は3校合同で実施

[2021-11-04]

 11月4日(木)午後、2年生(全9クラス)が「2021年度同志社大学高大接続プログラム」第1日に参加しました。本校は同志社大学との特別な関係(同志社キリスト教主義ネットワーク:九州では本校のみ)を持たせていただいております。一昨年度までは本校が主催する「キャリア教育」の一環として実施しておりましたが、昨年度より同志社大学入学センター様が主催する「高大接続プログラム」との位置づけで実施されています。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため今年度もオンラインによるプログラムとなりました。

 前回までは特進クラス(現プログレス クラス)の生徒がこのプログラムに参加していましたが、今回は2年生全クラス(プログレス・アドバンス・アスリート)での参加とし、班構成もクラス別ではなく混成(事前に振り分け)としました。また、初の試みとして本校と同じく同志社キリスト教主義ネットワークの関係にある近江兄弟社高等学校(滋賀県)および新島学園高等学校(群馬県)との合同(オンライン)での実施となりました。

 初日のこの日は開会挨拶と趣旨説明がなされた後、多久和英樹先生(同志社大学入学センター所長・理工学部教授)による模擬講義『物事の適切な解釈とプレゼンテーションについて学ぶ』に移りました。多久和先生は各校の生徒たちに向けて優しく語りかけながら、プレゼンテーションにおいては特に「限られた時間のなかで言わなければいけないことと(自己満足ではなく)相手の心に届く内容や表現を伴うことの両方が含まれているか」が大切だと強調されました。

 生徒たちは多久和先生ご指導の下、実際にプレゼンテーション(①学校紹介 ②おすすめの歌や歌手の解説)とそれを踏まえたグループディスカッションを行いました。学校紹介では九州学院と近江兄弟社から各2人、新島学園から1人が代表で事項の特徴をアピールしました。発表者以外はプレゼンテーションを聞きながら各発表で理解できたことや気づいたこと(改善点)などを記録してディスカッションに備えていました。

 クラスを超えて、さらには他校を交えて一緒に何かをするという機会は年間を通してほとんどなく、初めは互いに多少のぎこちなさはあったもののすぐに打ち解けて話をすることができました。他校生も含むオンライン発表はこのプログラムでは初めてでしたが、生徒たちはお互いに刺激を受けていたようで、活発な討議と合意事項の形成が各会場で展開されていました。

 最後に多久和先生より講評をしていただき初日のプログラムは終了しました。形式・内容ともに普段とは異なる特別なプログラムの体験は、生徒たちの成長につながったことでしょう。11月12日(金)午後には第2日のプログラムが予定されています。

 

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