高1 キャリア教育ワークショップを開催
[2020-07-01]
6月30日(火)7時限、高校1年生の希望者約150人が参加する「青年海外協力隊帰国隊員報告会」が九州学院ブラウン・メモリアル・チャペルにおいて開催されました。この会は本校のキャリア教育プログラムの一環として行われたもので、今年度最初の企画になります。講師としてJICA(独立行政法人国際協力機構)デスク熊本・国際協力推進員の尾上香織さんを迎えて、さまざまなお話を伺いました。
尾上さんは開発途上国やJICA海外協力についての理解を深める話をされた後、ご自身の参加動機、オセアニアのトンガ王国に音楽指導者として派遣されたときの体験を紹介されました。ご講演のまとめで尾上さんは「国際協力とは開発途上国を先進国に近づけるために行うものではなく、その国に住む人を幸せにするためのお手伝いをさせていただくことです。皆さんにとっても国際協力は『遠いこと』ではなく、今からでもできることがいろいろとあるのです」と語られました。
生徒たちは尾上さんのお話に興味関心を持って真剣に聞き入り、質疑応答でも積極的に質問していました。また、ご講演のなかでは民族衣装を用いた異文化体験ワークショップも開催され、こちらにも生徒たちは積極的に参加していました。
(下:会場のブラウン・メモリアル・チャペル)
(下:講師の尾上香織さん)
(下:トンガの民族衣装着用を体験しました)
(下:質疑応答も活発でした)
(下:ヴァイオリンの特別演奏『トンガ国歌』)