1学期始業式を行いました
[2020-04-21]
4月21日(火)、午前に新2年生が、午後に新3年生がそれぞれ新年度1学期始業式を行いました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から例年のような総合体育館での始業式は執り行わず、各クラス2教室に分かれて入室して放送・動画中継による始業式をごく短時間、簡略で実施しました。
教室では2月28日以来の登校となった新2年生・新3年生が、学友・先生との再会や出会い(新任の先生)に表情を和ませる様子がみられました。動画中継で訓辞を述べた阿部英樹院長・校長は、傾聴する生徒たちに対し「このような艱難のなかにある今こそ、お互いに優しい気持ちをもち続けましょう」と語りかけました。
担任および教室担当教員による学級開きと諸連絡・諸注意を短時間行った後、生徒たちは新年度に使用する教科書の購入を終えてすぐに下校しました。明日からは再び家庭学習期間となります(教科指導についてはClassiやYouTubeなどを用いた授業配信や課題設定を行うなどの対応を順次行っています)。なお、学校再開は5月7日(木)を予定していますが、今後の感染拡大状況や熊本県・熊本市の要請内容によっては変更となる場合があります。
生徒たちはもちろん、保護者の皆さまも先行きが見通せない現在の状況に対して、不安やさまざまな苦悩のなかで日々を過ごされていることと思います。私たちはこのような状況だからこそ互いの気持ちを受け止め、分かち合い、主なる神さまに各人の思いを明け渡し(祈り)つつ、優しさと前向きな気持ちをもって、九州学院に奉職する教職員として神さまからいただいた使命を丁寧に果たさせていただきたいと願うものであります。
主による慰め、憐み、平安が皆さまのうえに豊かにありますように。