同窓会のおしらせ

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山下泰JOC会長が退任 IOCが「五輪オーダー」を授与予定

[2025-08-07]

九州学院同窓会の名誉卒業生で山下泰裕氏(S28回名誉卒業)は、489624761_29171919282455897_5749120690490578152_n.jpg今年6月26日に3期6年務めた日本オリンピック委員会(JOC)の会長を退任しました。2019年にJOC会長に就任した山下氏は、2021年には新型コロナウイルス禍で開催が危惧された東京五輪の大会実現に尽力するなどの業績を残しました。

 国際オリンピック委員会(IOC)は、五輪運動で功績のあった人物をたたえる「五輪オーダー」(功労章)を山下氏に授与することを理事会で承認し決定、近く授与式を行う運びとなりました。誠におめでとうございます。

 山下氏は熊本市立藤園中から1973年に九州学院高に入学しましたが、高校2年生の夏に諸事情により東海大付属相模高校に編入しました。しかしながら、本人の強い希望と同窓会の推薦もあり2007年に第一号の九州学院名誉卒業生(S28回)に正式に認められ九州学院から「名誉卒業証書」が手渡されました。

現役時代には1984年ロサンゼルス五輪の柔道男子無差別級の優勝をはじめ、全日本選手権9連覇、1985年6月の引退から逆算して203連勝(引き分け含む)など実に数多くの大記録を樹立し、1984年10月には国民栄誉賞を授与されました。引退後も指導者として内外の柔道界のために尽力、JOC会長の他多くの役職に就きスポーツ界全体に大きな貢献を果たして来ました。                                                                                                                    この度の名誉ある「五輪オーダー」(功労章)の受賞は同窓会としても誠に大きな慶びであります。