九学OB二人の協力が「ちくワン」ゆるキャラ日本一に!
[2024-11-08]
11月3日、能登半島地震で被災した石川県七尾市で開催された第2回「ゆるバース」の日本一を投票で決めるイヴェントで、八代市日奈久の公認キャラクター「ちくワン」が4万6570票を獲得し見事優勝しました。
「ゆるバース」とは2011年に始まった「ゆるキャラグランプリ」を衣替えしての後継イヴェントで、今や世界的な人気を誇るあの「くまモン」が見事初代王者に輝いています。
ちくワンは、日奈久出身のお笑い芸人で八代よかとこ大使のゴリけんさん(町田健一郎氏・S44回・1992年卒業)と所属事務所スタッフが9年前、地元名物の「日奈久ちくわ」と犬を掛け合わせて生まれたゆるキャラです。日奈久の町をかつてのように盛り上げようと、ちくワンが温泉街や古里の特産品を紹介する動画をユーチューブなどで配信して来ました。
昨年、第1回「ゆるバース」に初めて出場したちくワンは着ぐるみがなく、イラストだけでのPRもかかわらず、全国の約210体の中で8位と健闘しました。
ゴリけんさんらは「今年こそ1位を」と今年2~3月、クラウドファンディングで寄付を呼びかけ、目標の100万円をはるかに超える244万円を調達して着ぐるみを製作しました。
6月には日奈久地区の住民でつくる「湯の里日奈久振興会」がちくワンをご当地キャラクターとして公認し、九州学院OBでもある、同振興会の松本啓佑会長(S51回・1999年卒)らと組んで本格的なPR活動を行って来ました。9月中旬にはゴリけんさんらとちくワンは八代市役所を訪れ、中村博生市長に投票率アップへの協力を要請し、1位になれば市公認キャラクターにするという、市長からの公約を取りつけました。
ちくワンが熊本からくまモン以来2度目のチャンピオンになれたその大きな原動力として二人の九学OBが活躍したことは喜ばしいことです。