日本バンタム級王者堤選手(S66)が死闘を制し頂点に
[2023-12-30]
12月26日、東京・有明アリーナに一万五千人の観客を迎えて行われた世界スーパーバンタム級の4団体王座統一戦で、井上尚弥選手(大橋)が歴史的な勝利を果たしましたが、実はその試合の前のセミファイナルで九学OBで日本バンタム級王者堤聖也選手(S66回・角海老)と挑戦者穴口一輝選手(真正)の日本バンタム級タイトルマッチ・モンスタートーナメントの決勝戦行われ、実に感動的な試合を演じました。 堤選手は初回から苦戦し3回には左目を負傷し流血したものの徐々に巻き返し、10回最終ラウンドまでに計4回のダウンを奪う正に死闘の末に判定3-0で勝利し、見事トーナメントの賞金1000万を獲得し、4度目の防衛にも成功しました。ほんとうにおめでとうございます。
なお、堤選手は、九州学院高校時代には日本ボクシング連盟現副会長でもある木庭浩一九州学院ボクシング部総監督(S28回卒)に、平成国際大学ではその弟の木庭浩介監督(S31回卒)にそれぞれ指導を受けているご縁でもあり、同窓会としても実に誇らしいことです。
堤選手はWBA3位、IBF4位など主要4団体すべてで世界ランクに入っており、今回の激闘を制したことで世界挑戦も見えて来ました。これからの活躍が多いに期待されるところです。