日本バンタム級王者堤聖也選手(S66)二度目の防衛に成功
[2023-03-26]
3月20日、東京・後楽園ホールで行われた、日本バンタム級タイトルマッチ10回戦で、九州学院OBの同級王者堤聖也選手(S66回卒・角海老宝石)が2度目の防衛に成功しました。
同級1位南出仁選手(セレス)の挑戦を受けた王者は、1、2回と右フックでダウンを奪う好調なスタートで試合を進め、5回にもさらにダウンを奪取しました。そして7回1分41秒、レフェリーストップによるTKOで見事勝利を収めタイトルを防衛しました。
試合後インタビューに応じた堤選手は「相手は強い選手でリスペクトしていたので、こういう結果は自信になります。でもまだまだできないことの方が多いのでもっと強くなりたいと思います」と声をはずませました。
今後は世界を視野に入れた堤選手の活躍に大いに期待がかかります。なお、バンタム級世界戦線は前4団体統一同級王者井上尚弥(大橋)が返上し、すべて空位になっています。4月8日に元WBC世界同級暫定王者の井上拓真がリボリオ・ソリス(ベネズエラ)とのWBA世界同級王座決定戦に臨むことになっており、今後の動向が注目されます。
写真:デイリースポーツニュース(3月21日)より