故郷に書を寄贈~東京天草郷友会・池田光希氏(S37回)
[2022-09-25]
東京在住の天草出身者の集い「東京天草郷友会」が創立120周年の記念事業として天草市、上天草市、苓北町の3自治体のそれぞれに2曲屏風を寄贈しました。
各屏風は九州学院野球部OBで天草出身の書家池田光希氏(S37回卒・横浜在住)が手がけたもので「格致日新」などとそれぞれ墨で力強く書かれています。
9月22日に天草市役所で行われた贈呈式は郷友会の前会長堺亜琉氏と池田氏が出席し、馬場昭治市長に渡されました。池田氏は明治神宮での2019年の建国記念式典において奉祝揮毫を披露、また2017年「世界平和の日」にも熊本の藤崎台にある熊本護国神社で席上揮毫を行なうなどの実績もある著名な書家です。
今年6月には、同氏が事務局長を務める一般社団法人「エコ再生紙振興会」に毎日書道会から第35回毎日書道顕彰(啓蒙部門)が贈られました。同振興会は大量に破棄される使用済みの用紙の回収と再生紙の利用拡大を目指して設立され、発足して10年で全国の学校・自治体・書団体から累計100トン以上の紙を回収するというリサイクル活動が評価されたものです。
写真:左端が池田光希氏