7月24日、将棋の第69期肥後名人戦（熊日主催）3番勝負第2・3局が熊本市中央区上通町の熊日倶楽部で行われ、第1局を落としていた森﨑盛一朗肥後名人（S64回・2012年卒・五段）が挑戦者の沖﨑憲治五段に連勝し初防衛に成功しました。

　県内4地区代表と推薦の計29人がトーナメントで競い合った今期は、﨑五段が挑戦権を獲得した2日に指した3番勝負第1局で先勝していました。まさに逆転の素晴らしい勝利で挑戦者を退けました。

  森﨑氏は6歳の頃に将棋を始め、九学時代には全国大会に出場するなどの活躍をしました。先天性の難病のために小学生時代から不自由な車いす生活ながらも常に目標を目指してファイトを燃やす姿は多くの人に感動と勇気を与えています。さらなるご活躍をお祈り致します。