大相撲の井上(井上知洋氏・J68回)九州場所序の口初優勝
[2021-11-28]
大相撲の唯一の九学OBの現役力士、序の口西10枚目の井上(井上知洋氏・J68回・木瀬部屋・大津町出身)が、九州場所において7戦全勝で初の各段優勝を果たしました。
井上は九州学院中学校を卒業した2015年の春場所で初土俵を踏み、一時は幕下西の25枚目まで番付を上げて期待されましたが、右膝を負傷して昨年2020年の7月場所から先場所まで8場所連続で休場していました。その間、手術やリハビリなどに専念して怪我と闘う試練の時を過ごしました。
やっと復帰した九州場所では幕下経験者の意地を見せつけ突き押し相撲で勝ち星を重ねて13日目に優勝を決めました。井上は「優勝出来て嬉しい。これからも突き、押しを貫き通し、十両を目指したい」と優勝後のインタビューに応えました。
怪我で序二段まで落ちて引退も考えながらも見事に再起して今の地位を勝ち得た横綱照ノ富士に倣い是非頑張って欲しいものです。皆様のご声援をよろしくお願い致します。