オリンピアンの木庭監督 41年ぶりにリングに
[2021-11-11]
11月6、7日・宮崎県えびの市で開催された「第一回全日本マスボクシング大会」で木庭浩一九学ボクシング部監督(S28)が中村司氏(群馬)とエキシビションマッチを行いました。 木庭氏、中村氏は共に日本がボイコットした1980年モスクワ五輪代表で、この度日本ボクシング連盟側から誘いを受け41年の時を経てリングに上がりました。当時の五輪のトランクスをはいて出場した木庭監督は試合後「心のどこかにいつもひっかかっていた思いが吹っ切れ、とても良い思い出になった」と笑顔で話しました。
マスボクシングとは寸止めのパンチで競うもので、実際にパンチを当てると減点の対象となり、寸止めながら重心の乗ったパンチがポイントになるものです。「若い方から高年齢の方まで、幅広くできる競技」と木庭監督も普及に期待しています。 なお、この大会には九学ボクシング部関係のOBの3人が選手として出場し、富田功氏(S49)がU50(50歳以下)で優勝、松岡一磨元部長(S26)がU70、中村匡一コーチ(S32)がU60でそれぞれ準優勝という好成績でした。