被災地にマスクを贈呈~日米のルーテル教会が協力~
[2021-05-02]
日本福音ルーテル広島教会の立野泰博牧師(S31回・1979年卒)は、九州学院と交流のあるアメリカLA復活ルーテル教会の援助を受け応援メッセージを添えて各各地にマスクを贈呈する「メッセージマスクプロジェクト」という活動を行っています。
今回は人吉市錦の仮設90世帯にマスクをプレゼントしました。同仮設住宅では昨年7月に豪雨で被災した球磨村神瀬地区の方々が今もなお不自由な生活を送られており、最近コロナ感染が出てきたということで今回のプロジェクトの対象となりました。
立野牧師は昨年春まで九州学院に隣接する大江教会の牧師として、また学院の聖書科の教師として長年にわたり授業をされていました。そのご縁で今回はチアダンス部のメンバーがメッセージボランティアを引き受け、元気の出る心温まる言葉をたくさん書いてもらいました。
110年前にアメリカのルーテル教会の方々の熱い祈りと献金によってこの地に建てられた九州学院。今も日米のルーテル教会と現役生徒たちの協力によってこのような奉仕活動がなされていることは本当に素晴らしいことで、まさに建学の精神「自分で自分を監督し役に立つ善人となれ」という言葉を実践する出来事です。