2019プロ野球ドラフト 九学から二人が指名
[2019-10-19]
10月17日に今年のプロ野球のドラフト会議が都内ホテルで行われ、九学関係では明大の伊勢大夢投手と、高三の川野涼多内野手(主将)の二人が指名されました。
横浜DeNAから3巡目で指名を受けた伊勢選手は身長181センチ、体重87キロ。右のスリークオーターから最速151キロの直球を繰り出し、スライダー、チェンジアップなど球種も多彩で、大学1年でレギュラーの座をつかみ、今年6月の全日本大学選手権では明大の投手陣の柱となり、38年ぶりの日本一に導くなどの活躍をしました。西山中から九州学院高に進み、エースとして2014年明治神宮大会で4強入り。15年には春夏連続で甲子園に出場しました。「選ばれてほっとしています。これからは恩返が出来るように頑張ります」と抱負を語りました。
川野選手は西武ライオンズからの4位に指名されました。託麻中出身で入学時はやや小柄な選手でしたが現在は身長178センチ、体重78キロの体格となり、走攻守のバランスがとれた遊撃手として主将を務めるなどチームの大黒柱として活躍をしました。元々は右打ちでしたが、高1年秋から、坂井監督のアドバイスで両打ちに変わりました。決勝で敗退した今夏の熊本大会は思うような打撃ができず、周囲の高い評価と、自分の打撃にギャップがあるように感じていたようで「選ばれるか不安でしたが、予想以上の順位で驚きました」と、ほっとした表情を浮かべました。
今年プロ2年目で怪童中西太選手の36本の記録に並ぶ本塁打を放つなどで大ブレークした村上宗隆選手に加え、来シーズンは伊勢大夢選手と川野涼太選野手も同窓生はもとより野球ファンを熱狂させてくれることを大いに期待したいものです。 皆様のご声援をどうかよろしくお願い申し上げます。