「役に立つ善人の育成に心血」 学院長年頭のご挨拶
[2016-01-01]
新年のご挨拶
九州学院 院長 阿部 英樹
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。新しい一年も皆様にとりまして幸多き一年になりますようにお祈りいたします。
九州学院の教育を担ってきた歴代の先達たちは、世のため人のために奉仕する役立つ善人を育てるために、前途有為な若者たちの教育に心血を注いできました。九州学院は、校訓「敬天愛人」を掲げ、教育目標「自分で自分を監督して役に立つ善人となれ」を教育実践の場で具現化しながら創立105周年を迎えます。
私たちは、キリスト教を教育の根底において、歴史と伝統を大切にしながら、創立時から九州学院に与えられてきた使命を今日果たせるように、力を合わせて九州学院の教育を行っていきたいと思います。
卒業生の皆様、保護者在校生の皆様、教職員の皆様、そして九州学院を愛するすべての皆様、今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
<フランシスコの平和の祈り>
主よ、わたしを平和の器とならせてください。
憎しみがあるところに愛を、
争いがあるところに赦しを、
分裂があるところに一致を、
疑いのあるところに信仰を、
誤りがあるところに真理を、
絶望があるところに希望を、
闇あるところに光を、
悲しみあるところに喜びを。
ああ、主よ、慰められるよりも慰める者としてください。
理解されるよりも理解する者に、
愛されるよりも愛する者に。
それは、わたしたちが、自ら与えることによって受け、
許すことによって赦され、
自分のからだをささげて死ぬことによって
とこしえの命を得ることができるからです。