九州学院高等学校

　１０月２６日(木)、ＮＰＢ（日本野球機構）１２球団による新入団選手獲得交渉権を決めるプロ野球ドラフト会議が東京都内で開催され、本校３年生の村上宗隆選手が東京ヤクルトスワローズから１位指名（３球団競合）されました。

　村上選手は熊本市立託麻南小学校４年時から託麻南小野球クラブ、熊本市立長嶺中学校在学時は熊本東シニアに在籍。本校入学直後の大会から４番(一塁手)に座り、同年夏の全国選手権大会（甲子園）に出場。以降の大会では３番(捕手)として活躍するとともに、２年時秋からは主将としてチームを牽引。２年時以降甲子園出場経験はないものの、強肩強打に加えて脚力も光る捕手として注目を集めてきました。高校通算本塁打数は52ながら、３年間四死球がきわめて多かったことから長打力は数字以上のものがあると評価されています。右投げ左打ち、187cm、93kg。

　本校１号館会議室には多くの報道陣が詰めかけました。指名を受けて村上選手は記者会見で「１位指名を受けるとは思っていませんでした。３球団から評価をしていただいたことを光栄に思います。早く１軍の選手として活躍できるよう頑張りたいです」と感想や決意を述べました。入団交渉は明日以降順次行われる予定で、契約交渉が成立しますと正式にＮＰＢプロ野球選手の仲間入りをすることになります。