高校のおしらせ

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熊本バンド早天祈祷会 「奉教主意書」を山西さんが朗読

[2012-01-31]

1月30日(月)午前6時半より、花岡山山頂の熊本バンド奉教之碑前で、熊本バンド136周年記念早天祈祷会が開かれ、本校からは敬愛会の生徒や同志社大学に進学が決まっている生徒〈13人)、院長、チャプレン他数名の教職員が参加しました。

早朝5時30分に九州学院正門前に集合し、スクールバスで花岡山に登り、参加者300人とともに薪を囲んで賛美歌を合唱しました。熊本バンドがキリスト教信仰を誓った「奉教主意書」を熊大生の工藤有希さんが原文で、九州学院高校2年の山西伶奈さんが口語訳で朗読をしました。

 その後、同志社大学神学部長・水谷誠教授が「志(こころざし)をもって」というテーマで奨励をされ、信者の方たちが用意した豚汁で身体を暖めて山を降りました。

<熊本バンドとは?>                                                    熊本洋学校で教師ジェーンズの薫陶を受けた青年たちが、花岡山でキリスト教を奉じ、この教えを日本全国に布教しようと誓約した人々の集団が「熊本バンド」です。

 この時、九州学院の初代院長・遠山参良先生は、熊本洋学校の5回生でした。奉教趣意書に署名したメンバーの中には入ってませんが、熊本バンドの俊英たちと共に同志社に転校さしそこで学びました。熊本の地に創設された九州学院は、熊本バンドの精神も、その源流のひとつとしているのです。