ごあいさつ
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「震災復興特別募金」のお願い
2016年4月に発災した熊本地震は、震度7の地震が二度襲うと云う未曽有の大震災で、県下に大きな被害が出ました。
九州学院では、幸いに人的被害は免れましたが、中学校舎はじめ多くの建物が損壊しました。
2021年、九州学院は創立110周年を迎えますが、創立110周年を一つの目途として、現在、被災した建物の復旧、復興に努めています。ただそれには大きな資金を必要とします。そこで、「震災復興特別募金」を募り、その財源の一部とする事になりました。つきましては、同窓生の皆様はじめ関係の皆様方には、何卒、この趣旨を御理解頂き、御協力頂きます様お願い申し上げます。九州学院創立110周年震災復興特別募金 委員長
福田 稠
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創立110周年 震災復興特別募金に寄せて
2016年の4月14日、16日に起きた熊本地震において九州学院は甚大な被害を受けました。その後、キャンパスの復旧・復興に向けて校舎改築も徐々に整いつつありますが、大きな負担を強いられ、中長期的な返済計画を立て、前向きに取り組もうとしているところです。
さて、わが学院は、2021年には創立110周年を迎えることになりますが、その節目を迎えるに際し、復興のための一助となるよう「震災復興特別募金」を立ち上げ、同窓生、在校生の保護者、そして関係者の方々に呼びかけ、ご協力いただくこととしました。何卒、趣旨をご理解いただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。学校法人 九州学院 理事長
長岡 立一郎
震災後の状況
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建設中の4号館(中学校校舎)
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天井が崩落した3号館3階多目的ホール
断熱材が散乱、空調ダクト・照明等は宙づり状態に -
2号館地学教室
天井に設置してあったプラネタリウムドームが落下、机天板を割るほどの衝撃が -
4号館3階
教室と廊下の壁が崩壊して大きく傾き、室内にはガラスとモルタル片が散乱