私たちの母校九州学院は2011年に創立百周年という輝かしい慶びの年を迎えます。 九州学院は創立以来キリストの教えを礎として「敬天愛人」の校訓のもと、多くの有為な人材を輩出してまいりました。
21世紀の今、国の内外には深刻な課題が山積し、陰鬱な閉塞感の中、人心の荒廃を感じさせる事件も多発しています。 このような時代にこそ、いよいよ九州学院の教育が果たすべき役割が大きいことを痛感します。
百周年を機に、建学の精神が益々高揚され、熱気溢れる母校として更なる発展を遂げることはみんなの願いです。 私たち同窓生も、それぞれの場で九学精神を大いに発揮して、先輩として、在校生の母校への誇り、帰属意識を一層高からしめるべく、互いに協力しながら頑張りたいものです。
私たちは、百周年を期して、母校の新たな出発を見届けられる感激を『次代を背負う若者たちが夢を大きく育てられる、 活気に満ち溢れた母校であり続けるように』との思いに結集し、 全力を尽くして母校を、そして後輩たちの成長を応援しましょう。
創立百周年記念事業費として5億円が計上されており、1億円が募金に期待されています。 その中での主役はどうしても私たち同窓生でなければなりません。経済大不況の最中ではありますが、同窓生各位におかれましては、二度と経験することのない記念の年を心から祝い、記念の事業に対してのご理解と格別のご協力を何卒宜しくお願い致します。