8月7日(金)、中高は1学期終業式を行いました。例年は中学校が1時限に3号館ホールで、高校が2時限に総合体育館でそれぞれの終業式を行っていましたが、今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため各教室での実施としたことで、同時に行うこととなりました。

　終業式は3号館ホールで行われ、各教室にはウェブ会議システム(Zoom)を用いて中継されました。阿部英樹院長･校長による訓辞、表彰、生徒指導部長による夏休み中の諸注意等、生徒の負担および感染リスクを減らすために短時間で終了しました。式終了後は大掃除とホームルーム･学活のときがもたれ、10時台前半には放課となりました。

　今学期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で通常登校･授業開始が6月からとなり、授業日数回復措置のために8月1週まで授業が行われる、前例のない状況下での学校生活となりました。2学期が8月20日(木)から始まるため生徒夏季休業(夏休み)も12日間と、例年の3分の1ほどの期間になりました。

　部活動生は全国大会につながる県大会が中止となり、学校行事でも9月の体育祭中止が決定されるなど、生徒たちの胸中は如何ばかりかというなかで今年度は進んでいます。現在、熊本県･熊本市ともに新型コロナウイルス感染リスクについて「レベル4(特別警報)」としており、先行きが見通せない状況が続いています。学校としましては引き続き生徒たちの学習面と心のケア、安全･安心な環境作りに取り組んでまいります。