6月16日(土)、福岡県粕屋町のかすやドームにおいてミス･ダンスドリル･チーム･インターナショナル･ジャパン主催による「全国中学校･高等学校ダンスドリル選手権大会2018九州地区大会」が行われ、九州各地から26の団体･個人が参加しました。九州学院からは中学校ソングリーダー部門スモール編成に中学校チアダンス部が、高等学校ソングリーダー部門ミディアム編成に高校チアダンス部が、さらにソロ部門に岩谷莉里花キャプテン(高校3年)が出場し、発表が後日になるソロ部門を除いていずれも全国選手権大会への出場権を獲得しました。

　まずは12番目に登場した中学校チアダンス部。今年度多くの先輩達が高校へ進学したためにわずか3人というまさにスモール編成ではありましたが、チームの結束を強めて練習に取り組んできた成果をキレのある動きと笑顔で余すことなく表現することができました。

　続いて13番目に登場した高校チアダンス部。これまでの実績があることから他校の生徒たちからも多くの注目を集めるなかでの演技を披露しました。演技後の休憩時には他校生徒からどのような練習に取り組んでいるのかについて質問される様子も見うけられました。

　24番目に登場したソロ部門にも出場の岩谷さん。バレエの要素も取り入れた優美で華麗なダンスに会場中が魅了され、演技終了後には観客席そして選手席からひときわ大きな拍手と掛け声が送られていました。

　全演技終了からクロージングセレモニー(閉会式)までの間、アリーナでは全参加生徒が音楽に合わせてさまざまなダンスがチームの垣根を越えて繰り広げられ、このダンスドリル大会を全員で創りあげるすばらしいひとときを観客も含めて共有することができました。

　クロージングセレモニーの終盤に行われた結果発表では、まず中学校チアダンス部が出場部門･編成での第1位を見事に受賞。高校チアダンス部門が出場した部門･編成は単独エントリーであったため自動的に第1位を受賞。さらにソロ部門でも岩谷さんが見事に第1位を獲得し、九州学院の全チーム･個人が第1位に輝きました。

　最後に全国選手権大会への出場権獲得チーム(ソロ部門はすべての地区大会終了後に選考が行われるためこの日の発表は行われませんでした)が発表され、中学校チアダンス部は基準点をクリアして見事出場権を獲得しました。一方、高校チアダンス部は惜しくも基準点には届きませんでしたが、出場校の地域性を考慮して与えられる都道府県枠として全国大会への出場資格をいただきました。

　帰熊後に行われた解散式では部長と監督から部員全員に、全国大会に出場できることへの感謝と出場がかなわなかった多くのなかまの思いを受けとめ、しっかり練習して最高の演技で応えていこうとの言葉がかけられ、大きな返事と真剣なまなざしできたる全国選手権大会への思いを強くしていました。

　全国中学校･高等学校ダンスドリル選手権大会は7月31日(火)～8月2日(木)に大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で開催されます。引き続き皆さまのご声援をお願いいたします。