おしらせ

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文泰学園(韓国)訪問を行いました

[2017-12-15]

 11月13日(月)〜15日(水)、九州学院の交流校である大韓民国木浦市の文泰学園に8人の高校生と引率教師2人が訪れ、交流と研鑽のときをもちました。10月に文泰学園の生徒と先生が九州学院を訪問していていただいたこともあり、現地で再会した一行はすぐに打ち解けることができたようでした。本日はこの海外研修における記録写真の一部と感想文(代表)を掲載させていただきます。

《報告1:松本郁(引率教諭)》

 11月13日早朝、寒さに震えながら緊張した面持ちで韓国の文泰学園に出発した8人の生徒たちは、僅かな期間でたくましさや積極性、そして少しの自信を携えて15日に帰国しました。常に温かい心遣いで訪問団をサポートしてくださった文泰学園の先生方のおかげで不安はすぐに拭い去られ、充実した交流を行うことができました。生徒ともに私自身も韓国語を学ぶだけではなく、人をもてなす心や絆を育む力を成長させていただくことができたと実感しています。この訪問の機会を与えてくださった関係者の皆さま、出発前に多くの助言をいただきました先生方、そしてこの交流を成功に導いてくださった文泰学園の皆さまに心より感謝を申し上げます。

《報告2:中村朱李(高3)》

 今回の研修において、韓国の文化を学び文泰高校との交流という最大の目的をきちんと果たせたと思います。現地の研修では、韓国の伝統衣装を着て韓国茶道を体験するなど、普段の旅行では絶対に経験しないような貴重な体験をさせていただきました。また、そのなかで男性と女性で所作が違うなどさまざまな礼儀作法を学ぶことができました。また、文泰高校の生徒たちとも積極的に話すことができ、意見交換など楽しく交流することができました。この研修を通して私は国際交流の楽しさを学べ、行った国は韓国ですが英語を話せるとコミュニケーションがとりやすいことも感じたので、これから国際交流を深めるにあたっては現地の言語とともに英語力の向上にも努めていきたいと思いました。

《報告3:河崎叶(高2)》

 今回の研修は自分の将来の夢への第一歩になった気がします。代表として韓国語で挨拶させてもらい、この発音はもう少しこうしないと伝わらないなど、自分の韓国語の実力を知ることもできました。文泰高校の生徒たちと関わることによって、言語が異なっていてもこんなに仲良くなることができたことで、もっと韓国語をマスターしたいなと思いました。お別れのときにまさか自分も泣くとは思っていませんでしたが、この研修を通してお互いに何か感じるものがあったのだと思いました。ウジンくん(日本に来たときにホームステイで受け入れた男の子)が「僕は夢が変わりました」と日本語で言ってくれました。彼は以前、ゲーム制作会社に勤めたいと言っていましたが今回の交流を通して「日本語教師になりたい」と夢が変わったそうです。このたった数日で人の夢まで変えてしまう、出会いってすごいなと感動しました。この研修に参加していなかったら文泰高校の友達や先生方にも出会わなかっただろうし、もしかしたら一緒に参加した九学の先輩方、後輩たちとも仲良くなれていなかったと思います。出会いに感謝しています。この研修で学んだこと、感じたこと、得たものすべてが私の夢の材料になりました。参加してよかったと心から思います。ありがとうございました。 

 

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