おしらせ

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2017年度育友会講演会が行われました

[2017-11-18]

 11月17日(金)午後1時30分より九州学院ブラウン・メモリアル・チャペルにおいて九州学院育友会講演会を開催し、チャペルには約200人の保護者が集われました。今回の講師は小副川幸孝チャプレン・副院長が務め、「九州学院の教育」との演題で講演を行いました。講演の構成は以下のとおりです。

1.ミッション(Mission)としての全人教育

  ・毎日の礼拝で神の恵みと祝福を受けミッション性が育まれてきた。

  ・礼拝は総合的学習としての教育的効果をあげてきた。

   (謙遜、聴く力、理解力、思考力、生きる姿勢の育成)

2.全人教育「自分で自分を監督し、役に立つ善人となれ」

  ・初代院長遠山参良先生の方針『自律』

  ・第3代院長川瀬清先生の言葉『偉人となるよりは善人たれ』

  ・平成期の院長たちの教育方針『愛と平和、国際性を備えた人間』

   →豊かな教養とそれに基づく人格

   →明るく、自由で、闊達性をもち、平和都市に奉仕する人間の育成

3.学習環境の整備と今後に向けた課題と展望

4.教育の革新

  ・九学の全人教育は現在の文科省が進める教育を初めから実践してきた。

  ・アクティブラーニング(生徒の主体的参加型授業)の推進

  ・生徒一人一人が希望する進路の確立(一人一人に合った細やかな進路指導)

  ・クラブ活動の充実

  ・国際交流の拡充(検討中のものも含めて)

  ・奨学金制度の活用

  ・学校生活(九学生であることの自覚と誇り)

5.まとめ

  ・総合力のある人間の育成

   →困難を乗り越える力をもち、知性と感性を豊かにし、温もりのある人に。

 講演会終了後、高1・高2・高3(特技・準特技のみ)は研修旅行についての説明会を実施し、他学年も含めてその後各クラスで学級懇談等のときをもちました。また、当日午前中(2・3時限)には公開授業も行われ、こちらにも多くの保護者の方々に日頃の教育の様子を参観していただきました。

 

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