１月３０日(月)午前６時３０分より花岡山山頂の熊本バンド奉教之碑前において、毎年恒例の「熊本バンド１４１周年記念早天祈祷会」(同実行委員会主催)が開催されました。

　九州学院からは阿部院長や小副川チャプレンをはじめ、教職員や敬愛会、高校生徒会、同志社大学へ進学する生徒など約３０人が参加し、早朝５時３０分に学校のバスで花岡山に向けて出発しました。

　会場には九州学院のほか、九州ルーテル学院、熊本YMCAや同志社校友会熊本県支部、熊本大学YMCA花陵会、プロテスタント教会などから約３００人の参加者が集い、１年に１度のこの早天祈祷会に臨みました。

　祈祷会では九州学院とルーテル学院の生徒がこの日のために練習した讃美歌２１の５７番「ガリラヤの風かおる丘で」を高らかに斉唱し、後に熊本バンドとよばれた青年たちが誓った「奉教趣意書」の朗読、内村公春九州ルーテル学院院長(前九州学院院長)による奨励に傾聴し、１４１年前のできごとに思いを馳せ祈りを合わせました。

　閉会後、主催者が準備した豚汁で冷え切った身体を温めた九州学院の一行は、夜が明けた花岡山を下りて学校へ戻りました。