明日３０日(月) 熊本バンド141周年記念「早天祈祷会」
[2017-01-29]
毎年１月３０日午前６時３０分より、ＪＲ熊本駅に近い花岡山山頂にある熊本バンド奉教之碑前において「熊本バンド○周年記念早天祈祷会」(本年は１４１周年記念)が行われており、九州学院からも生徒や教職員の有志がこの祈祷会に参加しています。
1876年のこの日、熊本洋学校で教師ジェーンズの薫陶を受けた青年たちが花岡山に集まり、「キリスト教を奉じ、この教えを日本全国に宣布しよう」と誓約しました。このキリスト教青年団は「熊本バンド」とよばれ、「札幌バンド」･「横浜バンド」とともに日本のキリスト教プロテスタントの源流の一つとなりました。
九州学院の初代院長である遠山参良先生はこの年、熊本洋学校の５回生でありました。奉教趣意書に署名したメンバーには入っていませんが、この熊本バンドの青年たちとともに同志社に転校し、学びを深めていきました。やがて遠山先生はブラウン先生とともに熊本での九州学院創設期を支える重要な働きをされるのですが、その建学の精神には熊本バンドの誓いが大きく影響しているのです。
明日開催される「１４１周年記念早天祈祷会」では、前九州学院長の内村公春九州ルーテル学院院長が「凜として」と題して奨励をされます。九州学院の高校生はルーテル学院の高校生とともに讃美歌の合唱を行います。
この祈祷会はどなたでも参加可能ですので、皆さまのご参加を歓迎いたします。天候にかかわらず実施されますが、毎年厳しい寒さのなかでの集会となりますので防寒対策を十分になされるようお願いいたします。
《141周年記念早天祈祷会チラシ》（同志社校友会熊本県支部HP掲載pdf）