１１月１９日(土)、午前１１時より九州学院体育館にて2016年度ミッションウィーク講演会が中高合同で開催されました。本年度の講師として九州学院と特別な関係にある同志社理事長・同志社大学神学部教授の水谷誠先生に迎え、「かけがえのない時−九州学院での生活−」との演題でご講演いただきました。

　水谷先生は1951年生まれで1977年に同志社大学大学院神学研究科修士課程を修了された後に留学や研修等で学びをさらに深められ、同志社大学神学部専任講師、同助教授を経て、2000年に同教授に就任。同志社大学キリスト教文化センター所長、同神学部長・神学研究科長を経て、現在は学校法人同志社理事長、学校法人同志社評議員も務められています。

　たいへん多くの教育・研究機関等を束ねる総責任者としてご多用のなかにある水谷先生を九州学院に迎える機会を与えていただいたことへの感謝と歓迎の気持ちを、生徒と教職員は大きな拍手をもって先生を会場内に招き入れました。

　ご講演のなかで水谷先生はご自身の葛藤やさまざまな出会いの具体的エピソードを交えながら、新約聖書の言葉や偉大な先人の言葉などからどのように変えられていったのかを熱く語られました。

　後半には九州学院が掲げる「敬天愛人」についても触れられ、まとめでは「自分の選び取った道を後悔しないこと。過ぎ去った時間、歩んできた道を意味あるものにするのは皆さんです。そしてこれからの時間、歩む道を意味あるものにするのも皆さんです。中高生の６年間はとても大切な時期。大いに楽しみ、大いに悩みながら皆さんの人生を形成していってください。」と激励のメッセージを生徒たちに贈ってくださいました。

　ご講演いただきましたことにあらためて御礼申し上げます。水谷先生と同志社の皆さまのうえにますます豊かな恵みと祝福がありますように、そして私たち九州学院との結びつきもさらに祝され多くの実りが与えられますようにお祈りいたします。