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創立者の精神を覚える会 遠山友寛先生(S21回卒)が熱弁

[2016-10-03]

 10月1日(土)、2016年度「創立者の精神を覚える会」が体育館で行われました。この会は九州学院の初代院長である遠山参良先生の命日にあたる10月9日を前に、九学創設期の思いすなわち建学の精神をあらためて想起する機会として毎年この時期に実施しているものです。以前は遠山院長を偲び直接先生と関わりを持たれた方からお話を伺う内容の会でしたが、創立100年を超えた現在では会名も変更して、九学で学び育ち社会の第一線で活躍される方々から講演していただくものとなっています。

 今年度は講師としてTMI総合法律事務所弁護士であられる遠山友寛先生(S21回卒)を迎え、「九学と私」と題してご講演いただきました。遠山先生は日本のエンターテインメント・ローヤーの草分け的存在であり、現在では日本の5大法律事務所に数えられる大事務所を束ねておられます。現在、2019年に開催されるラグビーワールドカップの組織委員会理事を務められるなど、スポーツ、メディア、エンターテインメント等多方面にわたって活躍されています。

 講演の中で遠山先生は自身の半生を振り返りながら、九学に入らなければ現在の自分はなかったこと、尊敬できる先輩やなかまとの出会いが自分の人生に大きな影響を与えたことを強調されました。8年ぶりに登壇された遠山先生は傾聴する生徒たちに対し、尊敬できる人を見つけて「自分もこのような人になりたい」と思えば次の道が必ず開かれていくことを熱弁されました。後輩たちをみつめて語りかけられる大先輩のお話に、生徒たちもまた新たな思いをこの日に抱いたことでしょう。

 講演会終了後、高校1年生と中学1年生はグラウンドに移動し、100周年記念体育館前にある遠山参良先生記念碑(以前は万日山にあったもの)前で、クラスごとに創立者の精神をおぼえて拝礼を行いました。

 

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