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1月30日(金)花岡山で熊本バンド早天祈祷会

[2015-01-31]

 1月30日(水)午前6時半より、熊本草葉町教会や熊本YMCAなどでつくる実行委主催の熊本バンド139周年記念早天祈祷会が、花岡山山頂の熊本バンド奉教之碑前で開かれました。

 学院からは院長、チャプレン、教職員、敬愛会の生徒や同志社大学に進学が決まっている生徒等が参加、例年通り早朝5時30分に九州学院正門前に集合しスクールバスで花岡山に向かいました。

 参加者訳300人は冷たい小雨が降る中、たき火を囲んで讃美歌を合唱。熊本バンドがキリスト教信仰を誓った「奉教趣意書」が読まれ、長岡立一郎九州学院専任理事長が「祈りは呼吸」というテーマで奨励を行い、祈りをささげました。

 その後、主催者側が用意した豚汁で身体を温めて談笑、遥か昔の先人たちの信仰の業に思いをはせました。

<熊本バンド>                                

今から139前に、熊本洋学校で教師ジェーンズの薫陶を受けた青年たちが花岡山に集まり「キリスト教を奉じこの教えを日本全国に布教しよう」と誓約しましたが、その集団が「熊本バンド」と呼ばれました。この年、九州学院の初代院長・遠山参良先生は、熊本洋学校の5回生でした。奉教趣意書に署名したメンバーの中には入っていませんでしたが、熊本バンドの俊英たちと共に同志社に転校し、そこで学ぶことになります。熊本の地に創設された九州学院建学の精神は、熊本バンドのスピリットをその源流のひとつとしています。

 

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             <写真:熊本日日新聞提供>