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甲子園初出場から半世紀〜今、新たなるステージへ〜

[2013-12-07]

  九州学院高校野球部は学院創立と同じ年の1911年に創部された、学院では最も伝統のあるクラブです。これまでに甲子園には春夏合わせ12度出場し、巨人の史上最強の5番打者と言われた柳田選手をはじめ、多くのプロ野球選手を輩出しています。
   九州学院が初めて甲子園に出場したのは東京オリンピックが開催された前年の1963年(昭和38年)の夏ですから、今年はそれから半世紀という節目の年にあたります。
   当時は熊本、大分の優勝校が戦って中九州代表一校を決めていましたが、1963年の第45回全国校高校野球選手権大会は記念大会のため各県一校が出場でき、熊本大会決勝で宿敵鎮西を3対2のさよならで破った九州学院がそのまま代表権を獲得しました。
   甲子園に出場した九州学院は抽選により二回戦から登場し、初戦は足利工(栃木)と対戦しました。この試合では、1イニング連続12出塁、同連続11得点など、いくつかの大会記録を樹立し、なんと21対3の大差で勝ちました。  
三回戦では岡山東商(岡山)を相手に投手戦を演じ、接戦の末1対0で辛くも勝利してベスト8に駒を進めました。
準々決勝では、この年に全国制覇を成し遂げることになる明星(大阪)と対戦し、6回まで3対0で優位に試合を進めましたが、終盤に明星の猛攻で逆点を許し3対4の僅差で敗れ悔し涙を飲んだのでした。
  初出場ながら優勝校と死闘を演じるなど甲子園で一大旋風を巻き起こした九州学院の名前を全国に轟かせたのでした。
  2014年は初出場から51年目という新しいステージに立つことになり、秋の九州大会熊本予選でベスト4入りをした実績からも大きな期待が寄せられます。頑張れ九州学院野球部!!                                                                            (Kote)DSC00116.JPG