4月9日、九州学院中高入学式を挙行 高校370名・中学127名
[2011-04-09]
私立学校を取り巻く情勢には厳しいものがある中で、今年度も多くの入学者が与えられましたことは本当に喜ばしいことです。 とりわけ、中学校はこの十数年で1クラスから次第に増え、今年は127人の4クラス、高校も9クラス370名となりました。
入学式はキリスト教の形式に則り、富島チャプレン(学校付き牧師)の聖書朗読、お祈り、祝福、に始まりました。チャプレンはお祈りの中で冒頭「このたびの東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。被災者の方々の上に神様の癒しと慰めがありますように。私たちは今日無事に入学式を迎えることが出来ますが、被災された方々の苦しみを覚えながら式に臨まねばなりません。」と、述べました。 内村院長の式辞、島本育友会会長、松村同窓会会長、佐保高校生生徒会長らの挨拶の後、新入生を代表して高校生は森田悠介君さん、中学生は斎藤千愛さんが誓いの言葉を述べました。
真新しい制服に身を包んだ新入生は期待と不安の入り混じった表情で、終始厳粛なムードの中で入学式終え、それぞれの教室で新しい担任の下でのホームルームに参加、決意を新たに九学生としての第一歩を踏み出しました。
なお、百周年を機に中学生の制服が変わり、やや大人びたモスグリーンのダブルのデザインとなりました。高校生の制服と同じく卒業生の田山淳朗氏が手掛けたもので、世界的なダブルの流行を先取りしたデザインだということです。 田山淳朗氏はパリコレなど世界の舞台で活躍する有名なデザイナーで、フランス、中国、日本を行き来する多忙な生活を送る中で、「制服は常に進化しなければならない。九州学院の制服は常にグレードの高いものでなければならない。」というコンセプトで母校のために制服を作られました。