8月4日(火)午後、高校は「交通安全教室」を実施しました。これは、自転車走行の安全性と危険性を理解して安全運転意識の向上をはかるとともに、公道を利用する者としての規範遵守徹底を目的として毎年実施しているものです。本校を含め、熊本市内の高校には自転車通学者が多くおり、特に九州学院がある大江地区や隣接する九品寺地区には高校だけでも8校(九州学院･学園大付属･開新･慶誠･鎮西･真和･尚絅･熊本)あり、県内有数の自転車通行量があるところです。

　例年、高校の交通安全教室は総合体育館に集合して講話と実技演習を寺原自動車学校様にしていただいておりましたが、今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止策として全員教室で動画および中継映像を見る方式での実施となりました。

　研修の前半では寺原自動車学校様作成教材(動画･画像)を用いて、熊本市内における交通事故の状況や自転車事故の原因、自転車通行のルールなどを学びました。後半では生徒指導部(交通担当)による学校周辺の危険箇所確認、緊急連絡カードの使用法などについての講話が行われました。最後に全員で感想等の記入を行って研修のときを終えました。

　通学方法や居住地域にかかわらず、交通事故はいつどこででも起きうるものです。加害者にならないようにすることはもちろんですが、被害者になるリスクを軽減するためにも交通安全に対する意識は全員が常に強く持つ必要があります。この交通安全教室での学びが各自の意識･行動の向上につながるよう願います。