高校のおしらせ

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特進コース ウェールズ出前授業

[2019-07-17]

 7月16日(火)6時限、特進コース全学年(11クラス・約370人)は3号館ホールで「ウェールズ出前授業」に参加しました。今回は講師として、ウェールズ政府欧州外務局日本代表を務められているロビン・ウォーカーさんをお迎えし、英語のみによる講演と質疑応答を行うという形式で出前授業が行われました。オールイングリッシュでの授業は日常でも(主にネイティブスピーカーの授業において)行われてはいますが、全学年でのこのような大人数での催しは初ということもあり、特に1年生のなかには若干不安げな面持ちでホールに入ってくる生徒も散見されました。

 イギリスは連合王国(United Kingdom)であり、ウェールズはイギリスの中における1国家であります。国旗や国歌の紹介も含め、ウェールズについてウォーカーさんはわかりやすい英語(本来のウェールズの言語はWelsh=ウェールズ語です)でウェールズの地勢や文化、観光などについて紹介されました。美しい風景やかわいらしい動物(ウェルシュ・コーギーなど)がスクリーンに映し出されると、生徒たちはひときわ大きな歓声をあげて興味深く映像に見入っていました。

 ウォーカーさんは講演のまとめで「今年はラグビーのワールドカップが日本で開催され、ここ熊本ではウェールの試合も行われます。ウェールズからも多くのファンが熊本を訪れますし、私は日本・熊本とウェールズの架け橋として貢献したいです。そして皆さんにもぜひウェールズの試合を見ていただきたいと願いますとともに、ウェールズを含む多くの訪日外国人との国際交流に積極的に取り組んでほしいです」と訴えられました。

 ウォーカーさんの講演をうけて、濵田生徒会長が熊本と九州学院を英語でウォーカーさんに紹介し、引き続いてウォーカーさんから生徒たちに英語で質問がなされ、各学年の生徒有志が英語で回答しました。なお、回答者にはウォーカーさんから(ウェールズ国旗に描かれている)レッドドラゴンのぬいぐるみが贈呈されました。最後に全員で記念撮影を行って今回の出前授業はお開きとなりました。ご多用中にもかかわらず、本校生徒のために時間を割いていただきまことにありがとうございました。