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おしらせ

高校野球2回戦 西高に逆転勝利!

[2019/07/15]

 7月15日(月)、リブワーク藤崎台球場と県営八代野球場で「第101回全国高等学校野球選手権熊本大会」第8日が開催され、本校硬式野球部はリブワーク藤崎台球場の第2試合において今大会第2シードで春のセンバツ(甲子園)に出場した強豪の熊本西高校に最終回で見事逆転勝利しました。

 注目の一戦とあってリブワーク藤崎台球場には早くから応援団・卒業生・高校野球ファンが大勢詰めかけていました。序盤は九学・蒔田、熊本西・霜上の両エースが相手打線に的を絞らせない好投で投手戦の展開となります。試合が動いたのは3回裏、走者を二塁において蒔田投手が暴投。ボールがグラウンドを転々とする間に二塁走者が一気にホームインし、先制を許します。一方、九学打線も5回表に反撃。二死三塁から蒔田選手が自らのバットで適時打を放ち同点に追いつき、前半5回を終えて1対1の同点で試合は後半へ。

 この日は久しぶりの晴れ間で気温が上昇し、熊本西高校の右翼手に続き九学の蒔田投手も7回裏一死二塁で投球ができなくなる状態となり、治療後もいったんマウンドに戻りましたが続行不可能で降板となりました。なお、このとき蒔田投手に素早く複数回給水をしていただいた熊本西高校の選手・スタッフの皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。ここで急遽登板した2番手の林田投手が二死から適時打を許しますが、打者走者を二塁でアウトにして最少失点で切り抜けました。

 8回表の好機を逃し後がなくなった九州学院。最終回9回表は代打・代走を次々に送ったのが見事に奏功し、代打前田選手の安打と野選、犠打で広げた一死二・三塁の好機から代打池田選手の同点適時打、その後も暴投と適時打でこの回一気に3点をとり逆転に成功。一塁側スタンドは歓喜の声で大いに盛り上がりました。9回裏は林田投手が見事三者凡退にきってとり試合終了。第2シードを総力戦の死闘の末に破るすばらしい勝利に対し、観衆からは大きな拍手が送られていました。

 明日以降の天候にもよりますが、予定通り日程が消化した場合、次戦(3回戦)は明後日17日(水)、リブワーク藤崎台球場での第2試合(正午開始予定)で翔陽高校と対戦します。引き続き皆さまのご声援をお願いいたします。

 

 九州学院 000 010 003=4 安打=8 失策=0

 熊本西  001 000 100=2 安打=3 失策=2

 

《下:2番手で好投した林田投手》

IMG_5820_2.jpg《下:リブワーク藤崎台球場では2大会ぶりの校歌》

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